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年末にベトナムへ [ひとこと ふたこと]

2018年

今年もよろしくお願い申し上げます



寒さから逃げるように

年末にベトナムのホーチミンへ出かけました

コートは、スーツケースに押し込んだ

気温は30度を超えている


空港到着ロビーから外へ出ると

こちらを向いた溢れるほどの人の目が迫ってきた

後ずさりするほどの人の数だった

団体旅行や予約客を待っている人々だったと思うけど

もっと異様だったのは、それだけの人がいるのに、いたって静かだったこと

現地へ行って気づいたのは

ホーチミンの人々は、多くを語らない、無口なのね


その人の群れを横切ってタクシーを探した

とにかく客引きが多くて、そっと近づいてきて話しかけられるが

なんとか拒否して、安心できるタクシーに乗った


ホーチミンの道路は、信じられないくらいバイクが多い

車とバイクが、ひしめき合って道路を走っている

クラクションはひっきりなしに鳴っていて

こんな光景見たことな~い

いきなりのカルチャーショックだったけど

旅の面白さは、仰天するところ


なんとか事故もなくホテルにチェックインして

「いざ、街へ!街を歩くぞ!」

旅の楽しみは、とにかく街を歩くこと

ホーチミンは特別な観光スポットも少ないので

街歩きだけを、とことん楽しめる

まずはホテル周辺を歩けば方向の感覚がわかってくる

日本で見てきた地図が、身体で現実となっていく


ホーチミンはカフェが多い

歩き疲れたら、カフェに入りベトナムコーヒーで一息

甘い練乳の味が、疲れを癒やしてくれる

とにかく暑いので歩いては、公園の木陰で休みながらジュースを飲む

夜はちょっと涼しくなるので

キラキラ飾り立ててあるネオンを眺めながら歩いた


人通りの多い道路などでは、物乞いをする人をよく見かけた

子どもを抱いた女性や年老いた人や白人の若そうな男性もいる

時々、目が合えば、手をさしのべられる


私は、どうしたらいいのか?

本当に心が困ってしまった・・・

この今にどう関われば良いのか・・・

ぐちゃぐちゃにいろいろな事を考えた


そうやって暮らしていく自由もある

そうやって生きる選択もある

気の毒だという思いは、こちらの勝手な感情だ

そこを通る人々が、そっと助けているのも見かけた

きっと成り立っているんだ

それで、成立しているんだ

とも、思えたり

思いたかったり

やっぱり複雑なまま


帰国前に、ホテルで出されたクッキーを路上の子どもに渡しながらも

こんなことしていいのかな?って、結局、正解かどうか分からず


旅は出会う学び


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